アメリカの旅、その1
![](http://amatellas.jp/wp-content/uploads/2017/10/IMG_2879.jpg)
9月、アメリカへ1週間ほど行っていました。
今回は、ロスアンゼルスとセドナへ。
ロスアンゼルスへは、最愛の娘に逢いに。
これが今回の旅の最大の目的でした。
アメリカという国に、あまり惹かれることがない私。
かつて訪れたニューヨークは、それはとてもとても魅力的でしたが、
ロスアンゼルスへ行ってみたいと思うことは、これまでありませんでした。
ですから、こんな理由がなければ、一生訪れることはなかったかもしれません。
ロスアンゼルスに住み始めて、1年と半年ほど経った娘は、
さらに頼もしく、とても賢く生きていました。
きっといくつかの小さな不自由を感じつつも、日常生活では言葉に困ることもなく、
現地での生活を彼女なりに楽しみ、味わっているようでした。
私より先に彼女のもとを訪ねていた元夫からも
その様子は見聞きしていましたし、
今年の春に一時帰国した時には、その成長ぶりを見ていたのですが
実際に現地で目にすると(自分が慣れていない土地であることもあって)
彼女の姿は、なんとも軽やかでした。
もうこれだけで、この上なく幸せな旅になりました。
いろいろ、うん、本当にいろいろあったけれど、
子どもを授かって、娘がいてくれてよかったって、
年々その思いを強くしています。
もうすっかり大人の女性に成長して、
気づけば、私が結婚した年齢になっている娘。
(結婚などまったく興味なかったのに意外と早かった私)
その時の私よりも、うーんと賢く軽やかに生きている彼女に、
今の私ができることなど、きっともうほとんどないけれど、
私の命ある限り、愛を送り続けよう、「愛してるよ」と言い続けよう。
娘という愛する命が存在していることが
私という命を輝かせてくれています。
こう書くと、愛に溢れた母親のように見えるでしょうか。
実は、仕事が好きで、子どもにかまえない自分に
「私には母性がない」って、ずっと本気で悩んでいたのです。
それも世間の常識に惑わされていただけのことと、今は笑い飛ばせますけれどねー。
子どもは当たり前のように成長しますが、
親も子どもによって、親として成長させてもらえるのです。
アメリカの旅の話は、また続きます。