食べる瞑想

 

ちょっと前のことになりますが・・・

 

「食べる瞑想の会」に参加させていただきました。

 

 

おむすび、お味噌汁、野菜のおかず、お漬物。

シンプルな日本の食事を、ひとくちずつ、200回噛んで、無言で食べる。

・・・というもの。

 

ただこれだけ・・・の、ことなのに。

 

200回噛むのって、とっても大変!

なかなか遠い道のり・・・アゴも疲れてきます。

そして、知らないうちに飲み込んでしまいます。

 

普段いかに、しっかり噛んでいないかがわかります。

 

 

それでもそのうちに少しずつ慣れてきて、

無言でただ噛んでゆくうちに、

 

ごはんや野菜の優しい甘みを感じたり、

青菜の葉先と根元の食感の違いを感じたり、

たまに噛んで弾ける胡麻の香ばしい香りにうっとりしたり、

大根って200回噛むと辛くなるんだ!って発見したり。

 

口の中で、まさにオーガニックに起こることを、

だんだんと、じわっと楽しめるようになってきます。

 

 

 

それを過ぎて、噛んで噛んで形がなくなった食べものをさらに噛んでいるうちに浮かんできたのは、離乳食でした。

 

もちろん自分が食べていた頃のことなんて覚えていませんが、

「ああ、これ、離乳食だ。懐かしいな。こんなの食べさせてもらってたんだなぁ。お母さん毎日大変だっただろうな〜。お母さん、ありがとう。」

 

と、自然に、勝手に母への感謝を感じていました。

 

 

そして、楽しかった娘の離乳食の時のこともよみがえりました。

 

忙しかったし、ぐずって泣かれたり、ベーって吐き出されたり、プイッと横を向いて食べてくれなかったり、途中で寝ちゃって、そのあとお腹がすいてまた泣かれたり…

決してラクではなかったけど、楽しかったんですよね、離乳食。

 

きっと思い出し笑いでニヤニヤしてたんじゃないかな、私。

 

 

 

そんなことを眺めているうちに、それも通り過ぎてゆき、最後は眠くなりました。

 

かすかな食器の音だけの環境で、アゴも疲れてきて、素材の味を充分に堪能して、お腹も満たされて・・・

 

よく、赤ちゃんがごはん食べながら寝ちゃいますね。

あんな感じでしょうか。

 

 

とても「瞑想」までは行かなかったけど、

様々な気づきのある、有意義な時間でした。

 

 

45分間で、食べられたのは半分もいかないぐらい。

 

それでもお腹も心も、もう充分に満たされていました。

 

 

 

食事の最初のひと口、ふた口でも200回噛むといいですよ、と聞いたので、翌日早速やってみましたが、これができない・・・!

 

氣が散って、途中で飽きてやめてしまうという、情けない結果に。

 

一緒にやる人がいると、やりやすいのでしょうね。

あとやはり、心を込めた料理であることも大事なんでしょう。

 

 

 

ちょうど今、プチ断食中なので、

お粥を噛んで噛んで、いただいています。

 

お米が甘いです。美味しい。

 

 

「食べる瞑想の会」

企画は、旅をしながら、お料理のお仕事をしながら、自分への探求を続ける、なかざわ かなさん。

主催は、訪問ナースステーション『街のイスキア』所長の石川 麗子さん。

『街のイスキア』

 

 

またあるといいな。

期待してます♪

 
 

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