なぜ結婚指輪は左の薬指なのか?
こんにちは。天海 宝晶です。
指輪をつける位置を変えるだけで、瞬時に氣のバランスを整え体の不調を無くす、リングヒーリングのインストラクターをしています。
『 結婚指輪は左手の薬指につける 』
・・・世界共通ですよね。たぶん。
なぜ、左の薬指なのでしょう?
いったい誰が決めたのでしょう。
結婚指輪を初めて『結婚の証』としたのは、
9世紀のローマ教皇ニコラウス1世。
「花嫁に金の指輪を、花婿に鉄の指輪を交換した」と、
1027年のミュールの『ローマの結婚指輪の起源』に記録が残っています。
その後13世紀には、ヨーロッパ各地で結婚指輪を交換する風習が一般化されます。
そのころ制作された結婚に関する木版画や法律書の挿絵には、結婚指輪を交換するシーンが描かれているそうですよ。
そして1614年の『ローマ典礼儀式書』によって、
「結婚指輪は今後、左手にはめるべし」と
定められたのだそうです。
では、日本に『指輪』そのものが入ってきたのはいつ頃のことでしょう。
日本で指輪そのものが広まったのは江戸時代後期、 長崎に居住するオランダ人の影響を受けて広まったそうです。
日本人で初めてキリスト教による教会での結婚式を挙げたのは、同志社の創立者である新島襄・八重夫妻だといわれます。
さらに、日本で結婚指輪の交換が一般的になったのは、戦後少し経ってから。
ヨーロッパに比べれば、まだまだ歴史は浅いと言えますね。
記述として残っている一番古い「結婚指輪」は9世紀ローマですが、古代エジプトでも、石や貝殻を輪にして、左手薬指につけていた、とも言われています。
左手薬指は心臓に繋がる血管があるから、とか、心臓に一番近い指=心(ハート)に一番近い指だから、互いの愛を表すのに良いとされたようです。
でも日々、私が見る限りでは、左手薬指につけた結婚指輪が体調不良の原因になっているケースが多いのです……
つづく♪