天王寺七坂さんぽ
「GW」も残り数日ですね。
仕事柄か、ただぼんやりしているからか、普段からつい祝日や連休を忘れがちです。
今回も、新幹線の往復チケットを取る時に「そっか!連休やったわ!」と初めて気づくほどでした。
LAに語学留学している娘の一時帰国に合わせて、しばらく大阪で過ごしてきました。
帰国翌日から高熱を出した娘。
連休中に救急病院へ連れて行ったり、おじやを作ったり。
いきなりの看病でしたが、娘は久しぶりに母親にたっぷり甘えられたのではないかな。
私も久しぶりに親らしいことをしてあげられて、懐かしく嬉しかったです。
これも親孝行かしらね。
今は、すっかり元気になって一安心。
このあとの滞在を思い切り楽しんでほしいと思います。
(娘の友達も自分の娘のようですよ。大人になっても、みんなかわいい、かわいい。)
この間、予定をキャンセルさせてもらったりもしましたが、娘が元気になったあとは私も心置きなく友達とデートを楽しみました。
その中でも、今回は友人からリクエストをもらい、天王寺七坂を巡る散歩をしてきました。
彼女は数年前、高野山でAFPのリトリートを一緒に主催したこともある、私が敬愛する大好きな友人。
東京、熊野、大阪、神戸……彼女とはこれまでいろいろなところでデートしています♪
天王寺七坂は、谷町九丁目から四天王寺夕陽丘辺り一帯の寺町に残る七つの坂を言います。
(見事に寺だらけです……そして寺町にはもれなくホテル街)
有栖川有栖氏の小説「幻坂」の舞台になっていて、一つひとつの坂ごとに奇談が綴られているのだとか。
友人は、この小説を読み、いつかこの坂を回ってみたいと思っていたそうです。
(風情のあるこの坂の風景に、なんてよく似合っているんだろう・・・)
大阪に長い間住んでいたのに、知らなかったな。
住んでいる近くのことって、意外に知らないものです。
「幻坂」これから読んでみようと思います。
(この写真、APAホテルの社長に似てる…というウワサをみずから流しています)
さて、実際の天王寺七坂は、石畳や石段が残り、車もほとんど通らない静かな佇まい。
私たちは、谷町九丁目に近い「真言坂」から坂巡りを始めました。
おしゃべりしながら、坂を抜ける心地よい風を感じたり、楠やジャスミンの花々の香りを楽しみながら、坂を上ったり下がったり、お参りをしたり。
真言坂、源聖寺坂、口縄坂、愛染坂、清水坂、天神坂、逢坂・・・
七つの坂、それぞれ異なる雰囲気を味わいました。
とても暑い日だったので、ぜんぶ行けなくてもいいねーなんて言っていたけれど、おしゃべりしながら歩けばあっという間。
「坂はしんどいもの」と思い込んでいましたが、石段が昔のまま残っているところや、坂の上からの景色だったり、なかなか味わいのあるものでした。
この天王寺七坂は特に寺町だということもあり、坂がとてもひっそりと静かで、なんというか……街を切り取ったような、異空間を歩いているような感覚とでもいいますか。
一緒に歩いている人との親密さもより、感じられます。
そういえば「坂マニア」っているんでしたね。
そこまではいかないけれど、坂の持つ風情には少しだけ触れられたように思います。
無事、七つの坂を制覇したあとは、休憩を兼ねて四天王寺にのんびりお参りに行きました。
四天王寺さんは、学生の頃からご縁のある大好きなお寺。
私にとっては、お参りに行くというよりも「ただいま。」という感覚です。
初めてここをお参りするという彼女に、私が四天王寺で露店を出していた頃の話をしながら案内させてもらいました♪
谷町九丁目から天王寺まで、いっぱい歩いて、お腹ペコペコ。
寺町散歩にふさわしく(?)美しい和食をランチにいただきました。
出版のお祝いにと、彼女がご馳走してくれました。
とっても美味しかったです。ありがとう。
(おすましをオスマシしていただいております)
私に坂の味わいに触れさせてくれた、聡明で美しい彼女は【美しさの自立】のエピソードにも登場していますよ♪
キャンペーンはGW中、5月6日まで!(←GWって自分で言ってたのに忘れてたわ!)
たくさんのご購読、ありがとうございます!
感想もたくさん頂戴しています。とっても嬉しいです!
個々にはお返事できなくても、すべてしっかり読ませていただいています。
ブログやSNSでのご紹介・シェアもとっても嬉しいです!
ご感想をいただけると嬉しいです!こちらのフォームからどうぞ。
(読者プレゼントは定員に達しましたので終了しています)
シェア大歓迎です!
または https://amzn.to/2HzFFft ←コピペしてね!
ありがとうございます。